生産設備

スプレードライヤー(生産用)

スプレードライヤー(噴霧乾燥装置)とは、エマルジョン、スラリー等の原液を微粒化装置によって熱風気流内に噴霧することで、連続的に乾燥を行う事が出来る装置です。

噴霧された液滴が界面張力により球形になるので、乾燥粒子も球形に近く、流動性に優れた乾燥粉を得る事が出来ます。また他の乾燥設備と比べて短時間で乾燥される(熱履歴が小さい)ため、熱の影響を受けやすい性質を持つ製品の乾燥に適しています。

弊社の微粒化装置はロータリーアトマイザー方式(ディスク型)ですので、回転数などの噴霧条件を変えることで、粒子の大きさを調整する事が出来ます。

仕様

生産能力 原液処理265〜380Kg/h
蒸発量 164〜200Kg/h
微粒化 ロータリーアトマイザー
(〜24,000rpm)
熱風温度(入口) 〜200℃
熱風接触 並流式
熱源 LPG焚直火式エアヒーター
原料タンク 2基
(1t・2t 各1基 接液・SUS304)
洗浄 CIP自動洗浄システム
分級 振動篩
包装 電動ミシン、ヒートシーラー

試験用設備

SD科学では受託加工の他、各種試験を実施するための設備もご用意しております。 詳細につきましては、大阪営業所までお問い合わせください。

浄化設備

装置洗浄の際に発生した廃水は併設の浄化設備により時間をかけて濾過した後に排水します。 濾過後の沈殿物については、専門業者に委託し最終処理を依頼しております。

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